118E9第118回 医師国家試験 E問題 9

必修・一般肝胆膵黄疸の鑑別

閉塞性黄疸に伴いやすい症状はどれか。

  1. a 紫斑
  2. b かゆみ
  3. c 黒色便
  4. d 立ちくらみ
  5. e 肉眼的血尿
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正解b(かゆみ)

解説

閉塞性黄疸では胆汁が腸へ流れずに血中へ逆流する。胆汁酸のうっ滞による皮膚のかゆみ、灰白色便、褐色尿、脂溶性ビタミンの吸収障害が特徴。

a 紫斑

長引けばビタミンKの吸収障害で凝固因子が減り出血しやすくなるが、頻度は高くない。紫斑はむしろ血小板減少や血管炎で多い。

b かゆみ正解

皮膚にたまった胆汁酸などがかゆみを起こす。黄疸より先に出ることもある。

c 黒色便

黒色便(タール便)は上部消化管出血の所見。閉塞性黄疸では胆汁が腸に出ないので、便は灰白色になる。

d 立ちくらみ

立ちくらみは貧血や起立性低血圧で起こり、黄疸とは結びつきにくい。

e 肉眼的血尿

尿はビリルビン尿で濃い褐色になるが、血尿ではない。肉眼的血尿は尿路の腫瘍・結石・炎症で起こる。

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参考書「黄疸の鑑別」

出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」E問題 9。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。