119C16第119回 医師国家試験 C問題 16
一般公衆衛生・疫学・統計水質・環境汚染物質
生物濃縮を受けやすい物質の特徴はどれか。
- a 沸点が高い。
- b 水溶性である。
- c 急性毒性が強い。
- d 化学的に不安定である。
- e 生体内で代謝されやすい。
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正解a(沸点が高い。)
解説
生物濃縮は、環境中の物質が食物連鎖を通して生物の体内に高い濃度でたまる現象。脂溶性で、分解・代謝されにくく、揮発しにくい物質ほど体に残って濃縮され、PCB・DDT・メチル水銀が代表例。
a 沸点が高い。正解
沸点が高いと揮発しにくく、環境中や生体内にとどまって食物連鎖で濃縮されやすい。
b 水溶性である。
水溶性の物質は尿などに排泄されやすく、たまりにくい。脂溶性だと脂肪組織に蓄積する。
c 急性毒性が強い。
急性毒性の強さは、濃縮の起こりやすさとは別の性質。
d 化学的に不安定である。
化学的に不安定な物質は環境中で分解される。安定で分解されにくいほど蓄積しやすい。
e 生体内で代謝されやすい。
代謝されると排泄されやすい形になる。代謝されにくいほど体内に残り濃縮されやすい。
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この回を解く出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」C問題 16。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。