119F7第119回 医師国家試験 F問題 7
一般公衆衛生・疫学・統計ヘルスプロモーション・プライマリヘルスケア
保健医療に関する国際的な提言と内容の組合せで正しいのはどれか。
- a アデレード宣言 ― あらゆる政策において健康を考慮する。
- b アルマ・アタ宣言 ― 知りえた患者の秘密を尊重する。
- c ジュネーブ宣言 ― 世界のすべての人に健康を届ける。
- d ヘルシンキ宣言 ― 他の医師の意見を求める権利を認める。
- e リスボン宣言 ― 倫理審査委員会を設置する。
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正解a(アデレード宣言 ― あらゆる政策において健康を考慮する。)
解説
国際的な宣言は、それぞれ扱う分野が違う。アデレード声明は「すべての政策に健康を」、アルマ・アタ宣言はプライマリヘルスケア、ジュネーブ宣言は医師の誓い、ヘルシンキ宣言は研究倫理、リスボン宣言は患者の権利。
a アデレード宣言 ― あらゆる政策において健康を考慮する。正解
2010年のアデレード声明は、保健部門だけでなく、あらゆる分野の政策で健康を考えることを求めた。
b アルマ・アタ宣言 ― 知りえた患者の秘密を尊重する。
アルマ・アタ宣言(1978年)はプライマリヘルスケアを掲げた。患者の秘密の尊重はジュネーブ宣言にある。
c ジュネーブ宣言 ― 世界のすべての人に健康を届ける。
ジュネーブ宣言(1948年)は医師の倫理の誓い。「すべての人に健康を」はアルマ・アタ宣言の目標。
d ヘルシンキ宣言 ― 他の医師の意見を求める権利を認める。
ヘルシンキ宣言はヒトを対象とする医学研究の倫理。ほかの医師の意見を求める権利はリスボン宣言にある。
e リスボン宣言 ― 倫理審査委員会を設置する。
リスボン宣言は患者の権利。研究を倫理審査委員会で審査することはヘルシンキ宣言にある。
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この回を解く出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」F問題 7。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。