120D3第120回 医師国家試験 D問題 3
一般耳鼻咽喉科副鼻腔炎
両側性に出現することが最も多い副鼻腔疾患はどれか。
- a 乳頭腫
- b 上顎洞癌
- c 歯性上顎洞炎
- d 副鼻腔真菌症
- e 好酸球性副鼻腔炎
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正解e(好酸球性副鼻腔炎)
解説
腫瘍、歯性上顎洞炎、副鼻腔真菌症は片側に起こりやすく、片側の鼻茸や腫瘤、悪臭のある鼻漏をみたらこれらを考える。両側に鼻茸が多発するのは好酸球性副鼻腔炎。
a 乳頭腫
鼻腔の内反性乳頭腫は片側に生じる良性腫瘍で、再発しやすく、癌化することもある。
b 上顎洞癌
上顎洞癌は片側性で、頰の腫れ、片側の鼻出血や鼻閉、歯の痛みなどで見つかる。
c 歯性上顎洞炎
原因になった上の奥歯の側の上顎洞に起こる片側性の炎症で、悪臭のある鼻漏が特徴。
d 副鼻腔真菌症
多くはアスペルギルスによる片側の上顎洞の病変で、CTで洞内に石灰化像を伴う。
e 好酸球性副鼻腔炎正解
好酸球が主体の炎症で、両側の篩骨洞優位に病変があり、嗅覚障害が早くから出る。気管支喘息やNSAIDs過敏(アスピリン喘息)を合併しやすい。
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この回を解く出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」D問題 3。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。