120F4第120回 医師国家試験 F問題 4

一般基礎医学(解剖・生理・生化・薬理など)免疫の基礎

抗原提示を通じて獲得免疫を活性化する細胞はどれか。

  1. a 好酸球
  2. b 好中球
  3. c NK 細胞
  4. d 好塩基球
  5. e 樹状細胞
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正解e(樹状細胞)

解説

樹状細胞は、取り込んだ抗原をリンパ節へ運び、ナイーブT細胞に提示して活性化する。自然免疫と獲得免疫をつなぐ、最も強力な抗原提示細胞。

a 好酸球

好酸球は寄生虫の排除やアレルギー炎症に関わる。

b 好中球

好中球は細菌を貪食して殺す自然免疫の細胞で、主な抗原提示細胞ではない。

c NK 細胞

NK細胞は抗原提示を受けずに、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞を直接傷害する。MHCクラスⅠの発現が減った細胞を狙う。

d 好塩基球

好塩基球はIgEを介してヒスタミンなどを放出し、即時型アレルギーに関わる。

e 樹状細胞正解

MHCクラスⅡに載せた抗原をCD4陽性T細胞に提示する。マクロファージやB細胞も抗原提示細胞として働く。

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参考書「免疫の基礎」

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」F問題 4。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。