118B3第118回 医師国家試験 B問題 3

必修・一般小児てんかん重積状態・熱性けいれん

2 歳児のけいれんの原因で最も頻度が高いのはどれか。

  1. a 急性脳症
  2. b てんかん
  3. c 細菌性髄膜炎
  4. d 熱性けいれん
  5. e 憤怒けいれん〈泣き入りひきつけ〉
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正解d(熱性けいれん)

解説

乳幼児のけいれんで最も多いのは熱性けいれん。生後6か月から5歳ごろまでに、主に38℃以上の発熱に伴って起こる。

a 急性脳症

急性脳症は、感染症をきっかけに意識障害が長く続く重い病態で、頻度は低い。

b てんかん

てんかんは小児期の発症が多いが、2歳児のけいれんの原因としては熱性けいれんよりずっと少ない。

c 細菌性髄膜炎

細菌性髄膜炎も発熱とけいれんで起こるが、Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンの定期接種で大きく減った。

d 熱性けいれん正解

発熱に伴い、多くは数分で止まる全身性のけいれんで、ほとんどは後遺症を残さない。

e 憤怒けいれん〈泣き入りひきつけ〉

泣いて息を吐ききったまま止まり、チアノーゼや意識消失、けいれんを起こす。鉄欠乏性貧血を伴うことがあり、鉄の補充で減ることがある。

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参考書「てんかん重積状態・熱性けいれん」

出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」B問題 3。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。