118B8第118回 医師国家試験 B問題 8

必修・一般診察・症候・検査・手技(総論)身体診察・バイタルサイン

正常の頸部診察で触知が困難な組織はどれか。

  1. a 顎下腺
  2. b 頸動脈
  3. c 副甲状腺
  4. d 輪状軟骨
  5. e 胸鎖乳突筋
正解と解説を見る

正解c(副甲状腺)

解説

正常の副甲状腺は米粒ほどの大きさで、甲状腺の背側に隠れているため、触診では触れない。ほかはいずれも正常で触れる構造。

a 顎下腺

下顎骨の内側にあり、口の中と頸部の外から挟む双手診で触れる。

b 頸動脈

胸鎖乳突筋の前縁で拍動を触れる。脳の血流が落ちるので、両側を同時に押さえない。

c 副甲状腺正解

通常4個あり、1個は数mmほど。副甲状腺腺腫で大きくなっても触れにくく、超音波やシンチグラフィで探す。

d 輪状軟骨

甲状軟骨のすぐ下に触れる輪状の軟骨。あいだのくぼみが輪状甲状膜で、緊急の気道確保で穿刺・切開する部位。

e 胸鎖乳突筋

顔を反対側に向けると浮き出て、頸部の診察の目印になる。

第118回 Bブロックを、本番と同じ形で解く無料・登録なし。解答用紙・制限時間・選択肢ごとの解説つき

この回を解く

参考書「身体診察・バイタルサイン」

出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」B問題 8。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。