118C20第118回 医師国家試験 C問題 20

一般公衆衛生・疫学・統計職業性疾病

職業性の白内障と関係がある事業場はどれか。

  1. a 病院
  2. b 印刷工場
  3. c 縫製工場
  4. d クリーニング工場
  5. e コンビニエンスストア
正解と解説を見る

正解a(病院)

解説

職業性の白内障は、水晶体が電離放射線や赤外線(ガラス・製鉄などの高温作業)を浴びて起こる。X線透視やIVRに携わる医療従事者は水晶体の被曝が多く、防護眼鏡で守る。

a 病院正解

放射線診療に関わる医療従事者は水晶体に被曝する。2021年から、水晶体の線量限度は5年で100 mSv(1年で50 mSvまで)に引き下げられた。

b 印刷工場

印刷工場では、洗浄に使う有機溶剤(1,2-ジクロロプロパンなど)による胆管癌が問題になった。

c 縫製工場

縫製工場では、同じ姿勢での作業による頸肩腕障害や腰痛、騒音などが問題になる。

d クリーニング工場

クリーニング工場では、ドライクリーニングに使う有機溶剤(テトラクロロエチレンなど)にさらされる。

e コンビニエンスストア

コンビニエンスストアでは、深夜勤務や交代制勤務による睡眠や生活リズムの乱れが問題になる。

第118回 Cブロックを、本番と同じ形で解く無料・登録なし。解答用紙・制限時間・選択肢ごとの解説つき

この回を解く

参考書「職業性疾病」

出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」C問題 20。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。