118C29第118回 医師国家試験 C問題 29

一般診察・症候・検査・手技(総論)臨床検査の基準範囲

基準値に性差があるのはどれか。

  1. a 血清Ca 値
  2. b 血清CRP 値
  3. c 動脈血PaO2
  4. d 血清アルブミン値
  5. e 血中ヘモグロビン値
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正解e(血中ヘモグロビン値)

解説

基準値に性差があるのは、男性ホルモンや筋肉量、月経の影響を受ける検査。ヘモグロビン・赤血球・Ht、クレアチニン、尿酸、γ-GTPなどは男性で高く、HDLコレステロールは女性で高い。

a 血清Ca 値

血清CaはPTHと活性型ビタミンDで狭い範囲に保たれ、基準値に性差はない。

b 血清CRP 値

CRPは炎症で肝から作られる急性期蛋白で、基準値に性差はない。

c 動脈血PaO2

PaO2は年齢とともに下がるが、性差はない。

d 血清アルブミン値

アルブミンは肝で作られ、栄養状態や肝機能、腎・腸からの喪失で下がるが、基準値に性差はない。

e 血中ヘモグロビン値正解

男性ではアンドロゲンが造血を促すため高く、女性では月経による鉄の喪失もあって低い。

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参考書「臨床検査の基準範囲」

出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」C問題 29。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。