118F21第118回 医師国家試験 F問題 21

一般老年医学加齢に伴う生理的変化

高齢者で増大するのはどれか。

  1. a 骨量
  2. b 脈圧
  3. c 肺活量
  4. d 心拡張能
  5. e 糸球体濾過量
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正解b(脈圧)

解説

加齢で臓器の予備力は落ち、多くの値は下がる。増えるのは脈圧や残気量など、組織が硬くなったり弾力を失ったりして起こる変化。

a 骨量

骨量は20歳前後で最大になり、その後は減って、女性では閉経後に急に減る。

b 脈圧正解

大動脈が硬くなると血圧を和らげる働きが弱まり、収縮期血圧が上がって拡張期血圧が下がるので、その差の脈圧が広がる。

c 肺活量

肺の弾性が落ちて吐ききれない空気(残気量)が増え、そのぶん肺活量は減る。

d 心拡張能

心筋が硬くなって拡張能は落ち、高齢者に収縮の保たれた心不全が多い理由の一つになる。

e 糸球体濾過量

糸球体濾過量は加齢で下がるので、腎臓から排泄される薬は量を減らす。

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参考書「加齢に伴う生理的変化」

出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」F問題 21。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。