118F26第118回 医師国家試験 F問題 26

一般基礎医学(解剖・生理・生化・薬理など)頭頸部の解剖・脳神経

頸部を圧迫した際に閉塞しないのはどれか。

  1. a 気管
  2. b 外頸静脈
  3. c 総頸動脈
  4. d 内頸静脈
  5. e 腕頭動脈
正解と解説を見る

正解e(腕頭動脈)

解説

首を圧迫して閉じるのは、頸部の比較的浅いところを通る気管や頸部の血管。腕頭動脈は胸骨の後ろの上縦隔にあり、頸部より低い。

a 気管

気管は頸部の前面で皮膚の近くを通り、強く圧迫されると閉じて窒息する。

b 外頸静脈

外頸静脈は皮下の浅い静脈で、弱い力でもつぶれる。

c 総頸動脈

総頸動脈は胸鎖乳突筋の内側を走り、強い力で圧迫されると閉じる。

d 内頸静脈

内頸静脈は壁が薄く弱い力でつぶれるので、絞頸では動脈血は入るのに戻れず、顔のうっ血や溢血点が出る。

e 腕頭動脈正解

腕頭動脈は大動脈弓から出て胸骨柄の後ろを上り、右胸鎖関節の後ろで右総頸動脈と右鎖骨下動脈に分かれるので、頸部の圧迫が届かない。

第118回 Fブロックを、本番と同じ形で解く無料・登録なし。解答用紙・制限時間・選択肢ごとの解説つき

この回を解く

参考書「頭頸部の解剖・脳神経」

出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」F問題 26。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。