119B3第119回 医師国家試験 B問題 3

必修・一般医事法規・医療制度在宅医療・訪問看護

在宅医療で正しいのはどれか。

  1. a 緩和ケアは在宅医療の中で実施できる。
  2. b 緊急時に行う在宅医療は訪問診療と呼ばれる。
  3. c 使用した注射針は一般廃棄物として処理する。
  4. d 我が国では病院よりも在宅で死亡する場合が多い。
  5. e 訪問看護を利用する場合は介護保険よりも医療保険が優先される。
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正解a(緩和ケアは在宅医療の中で実施できる。)

解説

在宅医療は、計画的な訪問診療と臨時の往診を組み合わせ、緩和ケアや看取りまで自宅で行う。廃棄物の扱いや保険の優先順位などの制度も押さえておく。

同じ論点第108・111・119回に出題(この問題を含む)

a 緩和ケアは在宅医療の中で実施できる。正解

疼痛管理や症状の緩和、看取りまで、緩和ケアは自宅でも行える。訪問看護や薬局と連携し、医療用麻薬の持続注射も使える。

b 緊急時に行う在宅医療は訪問診療と呼ばれる。

緊急時や患者の求めに応じて臨時に行くのは往診。訪問診療は、計画を立てて定期的に訪問するもの。

c 使用した注射針は一般廃棄物として処理する。

使用済みの注射針は、患者や家族、医療者が医療機関へ持ち込み、感染性廃棄物として処理する。針刺しによる感染を防ぐため。

d 我が国では病院よりも在宅で死亡する場合が多い。

死亡場所は今も病院が6割余りで最も多い。自宅での死亡は増えてきたが、2割に満たない。

e 訪問看護を利用する場合は介護保険よりも医療保険が優先される。

要介護認定を受けた人の訪問看護は、原則として介護保険が優先。末期の悪性腫瘍や厚生労働大臣が定める疾病などでは医療保険を使う。

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参考書「在宅医療・訪問看護」

出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」B問題 3。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。