119C21第119回 医師国家試験 C問題 21

一般基礎医学(解剖・生理・生化・薬理など)免疫の基礎

抗原提示能をもつのはどれか。

  1. a T 細胞
  2. b 血小板
  3. c 好酸球
  4. d 好中球
  5. e 樹状細胞
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正解e(樹状細胞)

解説

抗原提示細胞は、取り込んだ抗原を分解し、MHCクラスⅡ分子に載せてヘルパーT細胞に示す細胞。樹状細胞・マクロファージ・B細胞が代表で、なかでも樹状細胞はナイーブT細胞を活性化する力が最も強い。

a T 細胞

T細胞は、抗原提示を受けて活性化する側の細胞。

b 血小板

血小板は止血に働く核のない細胞片で、抗原提示細胞には含まれない。

c 好酸球

好酸球は寄生虫の排除やアレルギー反応で働く顆粒球。

d 好中球

好中球は細菌を貪食して殺す細胞で、抗原提示細胞には含まれない。

e 樹状細胞正解

皮膚や粘膜で抗原を取り込み、リンパ節へ移動してナイーブT細胞に提示する。皮膚のLangerhans細胞も樹状細胞の一種。

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参考書「免疫の基礎」

出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」C問題 21。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。