119C34第119回 医師国家試験 C問題 34

一般免疫・膠原病・アレルギー全身性エリテマトーデス・抗リン脂質抗体症候群

抗リン脂質抗体症候群の徴候はどれか。2 つ選べ。

  1. a 脳梗塞
  2. b 不育症
  3. c 早発閉経
  4. d 指尖陥凹性瘢痕
  5. e 口腔粘膜再発性潰瘍
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正解a(脳梗塞)、b(不育症)

解説

抗リン脂質抗体症候群(APS)は、抗カルジオリピン抗体やループスアンチコアグラントなどにより、動脈・静脈に血栓ができやすくなり、妊娠合併症をくり返す病気。

同じ論点第108・117・119回に出題(この問題を含む)

a 脳梗塞正解

動脈血栓症として脳梗塞が多く、若年の脳梗塞ではAPSを鑑別に入れる。

b 不育症正解

胎盤の血栓や循環不全で流産・死産をくり返す不育症となる。妊娠中は低用量アスピリンとヘパリンで予防する。

c 早発閉経

早発閉経は40歳未満で卵巣機能が止まる状態で、染色体異常や自己免疫、抗癌薬・放射線治療などで起こる。

d 指尖陥凹性瘢痕

指尖陥凹性瘢痕は、指先の血流障害でできる全身性強皮症の所見。

e 口腔粘膜再発性潰瘍

口腔粘膜の再発性潰瘍(アフタ)はBehçet病の主症状で、SLEでもみられる。

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参考書「全身性エリテマトーデス・抗リン脂質抗体症候群」

出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」C問題 34。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。