119D6第119回 医師国家試験 D問題 6

一般整形外科・運動器股関節疾患

大腿骨頭壊死症と関連が深い疾患はどれか。

  1. a 胃潰瘍
  2. b 狭心症
  3. c 全身性エリテマトーデス〈SLE〉
  4. d 糖尿病
  5. e 肺結核
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正解c(全身性エリテマトーデス〈SLE〉)

解説

特発性大腿骨頭壊死症の主な危険因子は、グルココルチコイドの大量投与とアルコール多飲。大量のステロイドを使うSLEは、代表的な背景疾患。

a 胃潰瘍

骨頭壊死との関連は知られていない。胃潰瘍の主な原因はHelicobacter pyloriとNSAID。

b 狭心症

冠動脈の動脈硬化で起こる病気で、骨頭壊死の危険因子とはされていない。

c 全身性エリテマトーデス〈SLE〉正解

SLEの治療で使うステロイドの大量投与が、骨頭壊死の代表的な原因になる。SLEそのものの血管の障害も関わる可能性がある。

d 糖尿病

糖尿病は、ステロイドやアルコールのような強い危険因子とはされていない。

e 肺結核

肺結核は骨頭壊死の危険因子ではない。骨や関節では、結核性脊椎炎(脊椎カリエス)を起こす。

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参考書「股関節疾患」

出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」D問題 6。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。