119F13第119回 医師国家試験 F問題 13

一般公衆衛生・疫学・統計水質・環境汚染物質

主要な曝露源が魚介類摂取であるのはどれか。

  1. a 鉛
  2. b カドミウム
  3. c メチル水銀
  4. d 塩化ビニルモノマー
  5. e テトラクロロエチレン
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正解c(メチル水銀)

解説

魚介類から体に入るのは、水中で微生物にメチル化され、食物連鎖で魚にたまるメチル水銀。ほかの物質は、汚染された米や水、職場での吸入など、別の経路で体に入る。

a 鉛

鉛は古い塗料や水道管、蓄電池の製造などから体に入り、貧血や末梢神経障害を起こす。

b カドミウム

カドミウムは汚染された米や水から体に入る。イタイイタイ病の原因で、腎尿細管障害と骨軟化症を起こす。

c メチル水銀正解

大型の魚ほど濃度が高い。水俣病の原因で、胎児への影響を避けるため、妊婦には魚の種類と量に気をつけるよう勧められている。

d 塩化ビニルモノマー

塩化ビニル樹脂の原料で、主に工場での吸入で曝露する。肝血管肉腫の原因になる。

e テトラクロロエチレン

ドライクリーニングや金属の洗浄に使う溶剤で、職場での吸入や地下水の汚染で曝露する。

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参考書「水質・環境汚染物質」

出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」F問題 13。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。