119F33第119回 医師国家試験 F問題 33

一般老年医学フレイル・サルコペニア

高齢者の入院時の栄養評価で低栄養が疑われるのはどれか。2 つ選べ。

  1. a 褥瘡
  2. b 難聴
  3. c 腰痛
  4. d 高血圧
  5. e 体重減少
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正解a(褥瘡)、e(体重減少)

解説

高齢者の低栄養は、意図しない体重減少や筋肉・皮下脂肪の減少として現れ、褥瘡、感染、転倒の原因になる。MNAやGLIM基準でも、体重減少は中心となる項目。

a 褥瘡正解

皮下脂肪や筋肉が減って骨の出っ張りに圧がかかりやすくなり、組織の修復も遅れるため、褥瘡ができやすく治りにくい。

b 難聴

難聴は加齢や耳の病気で起こり、栄養状態を表すものではない。

c 腰痛

腰痛は変形性脊椎症や圧迫骨折など運動器の問題で起こり、栄養状態を直接は表さない。

d 高血圧

高血圧は塩分のとりすぎや肥満と関係し、低栄養の目印にはならない。

e 体重減少正解

体重の変化は栄養評価の基本で、6か月で5%を超える減少などがあれば低栄養を疑う。

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参考書「フレイル・サルコペニア」

出典:厚生労働省「第119回医師国家試験問題」F問題 33。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。