120A2第120回 医師国家試験 A問題 2
一般泌尿器・男性生殖器尿路結石症
我が国の腎・尿管結石症に関する説明で正しいのはどれか。
- a 好発年齢は20 歳台である。
- b 結石成分は尿酸が最も多い。
- c 罹患率は男性より女性が高い。
- d 糖尿病との関連が指摘されている。
- e 膀胱・尿道結石症より罹患率が低い。
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正解d(糖尿病との関連が指摘されている。)
解説
日本の腎・尿管結石は中年男性に多く、カルシウム結石が大半で、生活習慣病と関係する。この3点で、どの選択肢も判断できる。
同じ論点第101・120回に出題(この問題を含む)
a 好発年齢は20 歳台である。
男性の好発は40〜50歳台で、女性は閉経後に増える。20歳台が最も多いわけではない。
b 結石成分は尿酸が最も多い。
成分の8〜9割はシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムを含むカルシウム結石。尿酸結石は数%で、高尿酸血症や酸性尿の人にできやすい。
c 罹患率は男性より女性が高い。
男性に多く、男女比はおよそ2〜3:1。
d 糖尿病との関連が指摘されている。正解
肥満・糖尿病・高血圧・脂質異常症など、メタボリック症候群の人に多く、生活習慣病の一つと考えられている。インスリン抵抗性で尿が酸性に傾くと、尿酸結石もできやすい。
e 膀胱・尿道結石症より罹患率が低い。
大部分(約95%)は腎・尿管の上部尿路結石で、膀胱・尿道結石は少ない。
同じ論点の過去問
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この回を解く出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」A問題 2。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。