120B21第120回 医師国家試験 B問題 21
必修・一般小児精神運動発達・原始反射
10 か月の健常な乳児に認める反射はどれか。
- a 物が手掌に触れると強く握る。
- b 仰臥位で頭を右側に回転すると同側の上下肢が伸展する。
- c 仰臥位で頭に手を添え落下させると上肢が外転・伸展する。
- d 両脇を支えて床に足をつけると歩行するような動きをする。
- e 懸垂位で頭を急に床に投げ出すように向けると両手を伸ばす。
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正解e(懸垂位で頭を急に床に投げ出すように向けると両手を伸ばす。)
解説
原始反射の多くは生後数か月で消え、代わりに体を守る姿勢反応が出てくる。10か月で認めるのはパラシュート反応。
同じ論点第101・107・108・110・115・120回に出題(この問題を含む)
a 物が手掌に触れると強く握る。
手掌把握反射。生後3〜4か月ごろに消え、自分の意思で物をつかむようになる。
b 仰臥位で頭を右側に回転すると同側の上下肢が伸展する。
非対称性緊張性頸反射(ATNR)で、顔を向けた側の上下肢が伸び、反対側が曲がる。生後4〜6か月ごろに消える。
c 仰臥位で頭に手を添え落下させると上肢が外転・伸展する。
Moro反射で、頭が落ちる刺激で両腕を広げ、抱きつくように閉じる。生後4か月ごろに消える。
d 両脇を支えて床に足をつけると歩行するような動きをする。
自動歩行。新生児期にみられ、生後2か月ごろに消える。
e 懸垂位で頭を急に床に投げ出すように向けると両手を伸ばす。正解
体が前へ倒れると両手を出して身を守る反応。生後8〜10か月ごろに現れ、一生続く。
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この回を解く出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」B問題 21。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。