120B23第120回 医師国家試験 B問題 23

必修・一般感染症結核

多剤併用療法による治療が必要な疾患はどれか。

  1. a 結核
  2. b 梅毒
  3. c レジオネラ症
  4. d インフルエンザ
  5. e マイコプラズマ肺炎
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正解a(結核)

解説

結核菌はゆっくり増え、1剤だけで治療すると耐性菌が生き残る。そこで作用の違う薬を組み合わせ、少なくとも6か月かけて治療する。

同じ論点第112・120回に出題(この問題を含む)

a 結核正解

標準治療はINH・RFP・PZA・EBの4剤を2か月、続けてINH・RFPを4か月。飲み忘れを防ぐためDOTS(直接服薬確認)を行う。

b 梅毒

梅毒はペニシリン単剤で治療する。日本でも持続型ペニシリンの筋注が使えるようになった。

c レジオネラ症

レジオネラは細胞内で増える菌で、キノロンやマクロライドを単剤で使う。βラクタム系は効かない。

d インフルエンザ

インフルエンザは、ノイラミニダーゼ阻害薬などの抗インフルエンザ薬を1種類使う。

e マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマは細胞壁がなくβラクタム系が効かないため、マクロライドなどを単剤で使う。

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参考書「結核」

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」B問題 23。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。