120C21第120回 医師国家試験 C問題 21

一般精神摂食障害

神経性やせ症〈神経性無食欲症〉にみられる症状はどれか。

  1. a 異食
  2. b 過活動
  3. c 被毒妄想
  4. d 不潔恐怖
  5. e させられ体験
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正解b(過活動)

解説

神経性やせ症では、やせていても太ることを強く恐れ、体重や体型の感じ方がゆがむ。低体重なのに活発に動き回る過活動が特徴の一つ。

a 異食

異食は土や氷など食べ物でないものを食べる症状で、鉄欠乏性貧血や妊娠、知的障害でみられる。

b 過活動正解

やせ願望と体重への不安から運動をやめられず、疲れも感じにくい。無月経、徐脈、低体温、産毛の増加も伴う。

c 被毒妄想

被毒妄想は食べ物に毒を入れられたと信じる妄想で、統合失調症などでみられる。神経性やせ症の拒食は、肥満への恐怖による。

d 不潔恐怖

不潔恐怖は汚れへの過度な恐怖から手洗いを繰り返すもので、強迫症の典型。

e させられ体験

させられ体験は、自分の考えや行動を他人に操られていると感じる自我障害で、統合失調症でみられる。

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参考書「摂食障害」

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」C問題 21。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。