120C27第120回 医師国家試験 C問題 27

一般代謝・栄養ビタミン・微量元素欠乏症

欠乏すると皮膚炎をきたすのはどれか。

  1. a 鉄
  2. b 銅
  3. c 亜鉛
  4. d 葉酸
  5. e セレン
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正解c(亜鉛)

解説

亜鉛は皮膚や粘膜の新陳代謝、味覚にかかわる。欠乏すると口や肛門の周り、手足の先に皮膚炎が出て、味覚障害、脱毛、傷の治りの遅れも起こる。

a 鉄

鉄欠乏は小球性貧血を起こし、さじ状爪、舌炎、氷などを食べたがる異食がみられる。

b 銅

銅欠乏は貧血と好中球減少を起こす。先天性の銅欠乏であるMenkes病では、縮れた毛と神経障害がみられる。

c 亜鉛正解

先天性の腸性肢端皮膚炎や、長期の静脈栄養、低栄養で起こり、開口部の周りと手足に皮膚炎が出る。

d 葉酸

葉酸欠乏は巨赤芽球性貧血を起こし、妊娠初期に不足すると胎児の神経管閉鎖障害が増える。

e セレン

セレン欠乏は心筋症(克山病)や筋症状を起こし、長期の静脈栄養で問題になる。

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参考書「ビタミン・微量元素欠乏症」

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」C問題 27。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。