120D7第120回 医師国家試験 D問題 7

一般小児川崎病

川崎病に認め、猩紅熱に認めない症状はどれか。

  1. a 皮疹
  2. b イチゴ舌
  3. c 膜様落屑
  4. d 頸部リンパ節腫大
  5. e 両側眼球結膜充血
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正解e(両側眼球結膜充血)

解説

川崎病と猩紅熱は、どちらも発熱・発疹・イチゴ舌・頸部リンパ節腫大・回復期の落屑を起こし、よく似る。目やにを伴わない両側の眼球結膜充血は川崎病の主要症状で、猩紅熱にはみられない。

a 皮疹

川崎病は形の決まらない不定形発疹、猩紅熱は紙やすりのような細かい点状の紅斑で、どちらにも皮疹がある。

b イチゴ舌

舌乳頭が赤く腫れるイチゴ舌は、川崎病にも猩紅熱にもみられる。

c 膜様落屑

どちらも回復期に皮膚がむける。川崎病では、指先の爪の周りから膜のようにむけるのが特徴。

d 頸部リンパ節腫大

川崎病では非化膿性の頸部リンパ節腫脹、猩紅熱では咽頭炎に伴う頸部リンパ節腫脹がみられる。

e 両側眼球結膜充血正解

結膜の血管が拡張して赤くなるが、目やにはほとんど出ず、細菌性の結膜炎とは違う。

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参考書「川崎病」

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」D問題 7。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。