120E6第120回 医師国家試験 E問題 6
必修・一般診察・症候・検査・手技(総論)血液培養・微生物検体採取
血液培養検体の採取方法で正しいのはどれか。
- a 皮膚の消毒薬が乾かないうちに採血を行う。
- b 採血時には滅菌手袋を使用する。
- c 同部位から複数回採取する。
- d 鼠径部からの採取が推奨される。
- e 好気性ボトル、嫌気性ボトルの順に血液を注入する。
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正解b(採血時には滅菌手袋を使用する。)
解説
血液培養で大事なのは、皮膚の常在菌を混入させないことと、本物の起炎菌を見分けられるように採ること。消毒薬が乾いてから、滅菌手袋をつけて、別々の部位から2セット採る。
a 皮膚の消毒薬が乾かないうちに採血を行う。
消毒薬は乾くまでの時間で殺菌効果を発揮するので、乾いてから穿刺する。
b 採血時には滅菌手袋を使用する。正解
消毒した穿刺部位に触れても汚染しないよう、滅菌手袋を使う。
c 同部位から複数回採取する。
汚染菌と起炎菌を見分けるため、別の部位から2セット採る。片方だけから出た皮膚常在菌は汚染を考える。
d 鼠径部からの採取が推奨される。
鼠径部は皮膚の常在菌や腸内細菌による汚染が多く、なるべく避ける。
e 好気性ボトル、嫌気性ボトルの順に血液を注入する。
シリンジで採ったときは、空気が入らないよう嫌気性ボトルから先に注入する。翼状針とホルダーで採るときは、管の中の空気が入ってもよい好気性ボトルから先に入れる。
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この回を解く出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」E問題 6。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。