120E7第120回 医師国家試験 E問題 7
必修・一般診察・症候・検査・手技(総論)腰椎穿刺・胸腔穿刺
胸水検査のための胸腔穿刺で正しい手技はどれか。
- a 第9 肋間を穿刺する。
- b 手技中に咳が生じても急いで手技を進める。
- c 肋骨下縁に沿って穿刺針を胸腔内に進める。
- d 局所麻酔をしながら胸腔までの距離を確認する。
- e 胸水が吸引されたら穿刺針をさらに5 cm 進める。
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正解d(局所麻酔をしながら胸腔までの距離を確認する。)
解説
胸腔穿刺では、肋間動静脈と神経が走る肋骨の下縁を避け、上縁に沿って刺す。局所麻酔の針で吸引しながら進め、胸水が引けた深さで胸腔までの距離を確かめておく。
a 第9 肋間を穿刺する。
低い肋間では横隔膜や肝臓・脾臓を傷つけやすい。刺す位置は超音波で胸水を確かめて決める。
b 手技中に咳が生じても急いで手技を進める。
咳は、胸水が減って肺が膨らみ、針に近づいてきたサイン。手技をいったん止める。
c 肋骨下縁に沿って穿刺針を胸腔内に進める。
肋骨の下縁には肋間動静脈と神経が走るので、上縁に沿って刺す。
d 局所麻酔をしながら胸腔までの距離を確認する。正解
麻酔の針で吸引しながら進めると、胸水が引けた深さで胸腔までの距離が分かる。
e 胸水が吸引されたら穿刺針をさらに5 cm 進める。
胸水が引けた所で止める。それ以上進めると肺を傷つけ、気胸を起こす。
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この回を解く出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」E問題 7。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。