120E9第120回 医師国家試験 E問題 9
必修・一般呼吸器肺癌
原発性肺癌で正しいのはどれか。
- a 大細胞癌の頻度が最も高い。
- b 小細胞癌は化学療法の感受性が高い。
- c 扁平上皮癌は喫煙者には発生しにくい。
- d 腺癌は喀痰細胞診で早期発見されやすい。
- e 腺癌は治療標的となる遺伝子異常に乏しい。
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正解b(小細胞癌は化学療法の感受性が高い。)
解説
原発性肺癌で最も多いのは腺癌で、扁平上皮癌と小細胞癌は喫煙との関係が強い。小細胞癌は増殖が速く、化学療法や放射線がよく効くが、再発しやすい。
a 大細胞癌の頻度が最も高い。
最も多いのは腺癌で約半数を占め、大細胞癌は数%。
b 小細胞癌は化学療法の感受性が高い。正解
化学療法や放射線によく反応するが、早くから転移・再発し、予後は悪い。
c 扁平上皮癌は喫煙者には発生しにくい。
扁平上皮癌は喫煙との関係が強く、肺門部の太い気管支にできやすい。
d 腺癌は喀痰細胞診で早期発見されやすい。
喀痰細胞診で見つかりやすいのは、肺門部にできる扁平上皮癌。腺癌は肺の末梢に多く、痰に出にくい。
e 腺癌は治療標的となる遺伝子異常に乏しい。
腺癌にはEGFR遺伝子変異やALK融合遺伝子など治療の標的になる異常が多く、分子標的薬を選ぶ手がかりになる。
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この回を解く出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」E問題 9。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。