120F1第120回 医師国家試験 F問題 1

一般血液造血と造血幹細胞移植

GVHD の原因となる白血球はどれか。

  1. a 単球
  2. b 好酸球
  3. c 好中球
  4. d 好塩基球
  5. e リンパ球
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正解e(リンパ球)

解説

GVHDは、移植されたドナー由来のTリンパ球が、患者(宿主)の組織を異物として攻撃する病気。造血幹細胞移植のほか、輸血でも起こる。

a 単球

単球は血管から組織に入るとマクロファージや樹状細胞になり、貪食や抗原提示、炎症に関わる。

b 好酸球

好酸球は寄生虫の排除やアレルギー炎症に関わる。

c 好中球

好中球は細菌や真菌を貪食する、感染初期の防御の主役。

d 好塩基球

好塩基球はIgEを介してヒスタミンなどを放出し、即時型アレルギーに関わる。

e リンパ球正解

ドナーのT細胞が宿主のHLAを異物と認識し、皮膚・肝・消化管を傷害する。輸血後GVHDは、血液製剤への放射線照射で防ぐ。

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参考書「造血と造血幹細胞移植」

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」F問題 1。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。