120F19第120回 医師国家試験 F問題 19

一般基礎医学(解剖・生理・生化・薬理など)免疫の基礎

免疫グロブリンのうち、分泌液中に豊富に存在し、粘膜免疫に重要なのはどれか。

  1. a IgA
  2. b IgD
  3. c IgE
  4. d IgG
  5. e IgM
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正解a(IgA)

解説

分泌型IgAは、2つのIgAがJ鎖でつながり、分泌成分が付いた形で粘膜から分泌される。唾液・涙・腸液・母乳に多く、粘膜の表面で病原体を防ぐ。

a IgA正解

病原体が粘膜に付着するのを防ぐ。初乳に特に多く、母乳を通して新生児の腸管を守る。

b IgD

IgDは主に成熟B細胞の表面で抗原受容体として働き、血中にはごくわずかしかない。

c IgE

IgEは肥満細胞に結合し、Ⅰ型アレルギーや寄生虫への防御に関わる。

d IgG

IgGは血中で最も多く、胎盤を通る唯一の免疫グロブリン。

e IgM

IgMは五量体で、感染の初めに最初に作られる。胎盤を通らないので、新生児でIgMが高ければ胎内感染を考える。

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参考書「免疫の基礎」

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」F問題 19。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。