118F17第118回 医師国家試験 F問題 17

一般血液慢性骨髄性白血病・骨髄増殖性腫瘍

著明な脾腫をきたすのはどれか。

  1. a 多発性骨髄腫
  2. b 急性骨髄性白血病
  3. c 慢性骨髄性白血病
  4. d 急性リンパ性白血病
  5. e 成人T 細胞白血病・リンパ腫
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正解c(慢性骨髄性白血病)

解説

血液の病気で著明な脾腫が起こるのは、脾臓で血液が作られる(髄外造血)か、増えた腫瘍細胞が脾にたまるとき。慢性骨髄性白血病や骨髄線維症が代表。

a 多発性骨髄腫

形質細胞の腫瘍で、骨病変・腎障害・貧血・高Ca血症が主で、脾腫はまれ。

b 急性骨髄性白血病

骨髄で芽球が増えて正常の造血が抑えられ、貧血・出血・感染が前に出る。脾腫はあっても軽い。

c 慢性骨髄性白血病正解

BCR::ABL1融合遺伝子による骨髄増殖性腫瘍で、白血球が著しく増え、臍に届くほどの巨脾になることもある。

d 急性リンパ性白血病

小児に多く、リンパ節腫大や肝脾腫はみられるが、著明な脾腫は特徴ではない。

e 成人T 細胞白血病・リンパ腫

HTLV-1感染によるT細胞の腫瘍で、リンパ節腫大、皮膚病変、高Ca血症が特徴。

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出典:厚生労働省「第118回医師国家試験問題」F問題 17。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。