120B12第120回 医師国家試験 B問題 12

必修・一般内分泌Basedow病

甲状腺機能亢進症でみられない眼所見はどれか。

  1. a 眼球突出
  2. b 眼瞼下垂
  3. c 眼瞼腫脹
  4. d 瞼裂開大
  5. e 瞬目減少
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正解b(眼瞼下垂)

解説

Basedow病では、交感神経の緊張で上眼瞼を上げるMüller筋が縮み、眼窩の炎症も加わって上眼瞼が後退する。目は見開いた形になり、まぶたは下がらない。

a 眼球突出

眼窩の脂肪や外眼筋が腫れて、眼球が前に押し出される。

b 眼瞼下垂正解

上眼瞼は後退するので、下垂は起こらない。眼瞼下垂をみたら、Basedow病に合併することのある重症筋無力症や、動眼神経麻痺、Horner症候群を考える。

c 眼瞼腫脹

眼窩の炎症とむくみで、眼瞼が腫れる。

d 瞼裂開大

上眼瞼が後退して瞼裂が広がる(Dalrymple徴候)。下を見ても上眼瞼がついてこないのはvon Graefe徴候。

e 瞬目減少

まばたきが減る(Stellwag徴候)。

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出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」B問題 12。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。