120E23第120回 医師国家試験 E問題 23

必修・一般医療倫理・医療安全・コミュニケーション院内感染対策

院内感染サーベイランスの目的で誤っているのはどれか。

  1. a 発生原因の特定
  2. b 発生状況の監視
  3. c 再発防止策の策定
  4. d 発症患者の転院促進
  5. e 感染拡大リスクの評価
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正解d(発症患者の転院促進)

解説

院内感染サーベイランスは、感染の発生を継続して監視し、原因を分析して対策を立て、その効果を評価するしくみ。患者を院外へ移すことはその中に入らない。

a 発生原因の特定

集まった事例の時期・場所・病原体を分析して、発生原因を探る。

b 発生状況の監視

発生状況を継続して監視し、ふだんの発生率と比べてアウトブレイクを早く察知する。

c 再発防止策の策定

分析をもとに再発防止策を立て、実施後のデータで効果を確かめる。

d 発症患者の転院促進正解

感染した患者も、標準予防策と経路別予防策をとって院内で診療を続ける。転院を促すことは感染対策の目的ではない。

e 感染拡大リスクの評価

耐性菌の検出数や手術部位感染の発生率などから、感染拡大のリスクを評価する。

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出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」E問題 23。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。