120E1第120回 医師国家試験 E問題 1

必修・一般救急・中毒・外傷アナフィラキシー・食物アレルギー

アナフィラキシーにおけるアドレナリンの注射部位はどれか。

  1. a 筋肉内
  2. b 心腔内
  3. c 動脈内
  4. d 皮下
  5. e 皮内
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正解a(筋肉内)

解説

アナフィラキシーでは、アドレナリンを大腿の前外側に筋肉内注射する。筋肉は血流が多く、皮下より速く確実に吸収される。

同じ論点第106・107・108・109・110・113・114・115・116・117・119・120回に出題(この問題を含む)

a 筋肉内正解

0.01 mg/kg(成人は最大0.5 mg、小児は最大0.3 mg)を大腿前外側に注射し、効果が足りなければ5〜15分ごとに繰り返す。

b 心腔内

心腔内注射は気胸や冠動脈の損傷を起こす危険があり、今は行われない。

c 動脈内

動脈内に入れると、その先の組織が強い血管収縮で虚血に陥る。

d 皮下

皮下では血管が縮んで吸収が遅れ、効き始めが遅い。かつては皮下注射が行われたが、現在は筋注が標準。

e 皮内

皮内注射は皮内テストなどで使う方法で、薬がほとんど全身に回らない。

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出典:厚生労働省「第120回医師国家試験問題」E問題 1。正答は厚生労働省の発表どおり。解説はゴロメディカが書いたものです。